いびき、日中の眠気、起床時の頭痛、熟睡感が無い、などは睡眠時無呼吸症候群の疑いがあります。まずは検査をして現在のお身体の状態を確認してみてください。
9月10日(木)の静岡朝日テレビ番組の「とびっきりしずおか」(夕方放映)で松下院長が睡眠時無呼吸症候群について解説し、睡眠中に呼吸が止まっている方はもちろん、いびきやねむけのひどい方も、一度睡眠時の生理検査を受けられるよう訴えました。
毎日新聞記者の「静岡睡眠メディカルクリニック」での検査、治療体験談が掲載されました。
引用抜粋
「地獄の底から響いてくるような音」。妻や会社の同僚にいびきのひどさを指摘されていた記者は、「静岡睡眠メディカルクリニック」で検査を受けてみた。
自宅で機械を使って無呼吸の回数などを調べる簡易検査を行うと、重症との判定。さらに詳しく調べるため、1晩クリニックに泊まり込み、脳波や呼吸、いびきの状態などを調べる「ポリソムノグラフィー(PSG)検査」を受けた。
約1週間後に検査結果が出た。約6時間の睡眠で、無呼吸は1時間当たり77回、息が止まりかけた低呼吸は21回。合計98回で、30回以上を重症とする参考値をはるかに超えていた。最も長い無呼吸時間は1分26秒。さらに睡眠の4分の1は呼吸困難の状態で、深い睡眠はほとんどないことも判明した。自宅で就寝しているときに寝苦しく感じていた理由が分かってゾッとした。
重症のSAS患者の治療には、寝るときに呼吸用のマスクを付け、圧力をかけた空気を機械で持続的に送り込む「CPAP療法」が有効とされる。閉塞した気道を空気圧で広げて、睡眠時の呼吸を確保する方法だ。記者はクリニックから機械を借り、毎日就寝時にマスクをするようにした。
妻は「いびきがしないで、うそみたいに静か」と話していた。確かに目覚めた時は以前より気分がいいと感じる。
松下院長コメント
SASかどうかを調べるには検査が必要。SASを病気と認識している人は少ない。自分や周囲の人が見て疑わしい場合は、ぜひ検査を受けてほしい。